睡眠不足になると体臭が強くなる！その理由とは？

睡眠不足で疲れが抜けない日々が続くと、
自分でもいつも以上に臭っている気がしますよね？

僕も30代に入った辺りから、そのように感じることが多々ありました。

ですから、30代～40代の男性の体臭が強くなりやすいのは、
働き盛りであるがゆえの睡眠不足も原因として考えられるのです。

そこで今回は、睡眠不足によって体臭が強くなってしまう理由を、
分かりやすく３つに分けて解説したいと思います。

皮脂分泌の活性化

睡眠不足が続くと、なんとなく自分の肌がベタベタしていたり、
顔がテカっているように見えるときがありませんか？

その場合は、皮脂の分泌が多くなっている可能性が考えられます。

皮脂は酸化して汗と結びつくと、
雑菌が分解する事によりニオイを発生させています。

そして、これによって発生するニオイ物質が、
加齢臭の原因と言われているノネナールです。

なので、睡眠不足が続いて顔がテカってきたら、
いつも以上にニオイ対策に気を配りましょう。

乳酸やアンモニアが汗に含まれる

汗の成分は本来ほとんどが水分ですが、
睡眠不足で疲れが溜まってくると、乳酸やアンモニアが含まれてしまいます。

そして、当然これもニオイの元となり、
これによって発生したニオイは、単なる汗臭さよりも強烈なのが特徴です。

これも、皮脂の活性化と同じように、
肌がベタベタするような感じがしてきた時は、要注意ですよ！

ストレス

睡眠不足による体臭の原因として、最も厄介なのがストレスです。

ただでさえ現代はストレス社会と言われており、
色々とストレスの原因がある中で、睡眠不足がさらにその増幅に拍車をかけているのです。

そして、ストレスは身体のあらゆる部分に悪影響を与えますが、
特に内臓系に与える影響が大きいため、胃や腸などからくる体臭の原因になりやすいです。

また、ストレスによって体臭が強くなってしまうと、
「体臭が強い自分」がまたストレスの原因となってしまい、
ストレスと体臭の『負のスパイラル』となる可能性もありますので気を付けましょう。

このように、睡眠不足による体臭の原因としては、この３つがあります。

・皮脂分泌の活性化
・乳酸やアンモニアが汗に含まれる
・ストレスの増大

仕事が忙しいと、なかなか睡眠時間を確保するのも難しいとは思いますが、
根本的な原因を解決しないことには、体臭改善には繋がりませんので、
疲れを感じたら、思い切ってゆっくり休むことも考えてみて下さいね。