ワキガと汗臭いの違いとは?分かりやすく解説します!!
ワキガなのか?
それとも、単に汗臭いだけなのか?
臭いことには違いはありませんが、
自分の体臭が気になる方にとっては大問題かと思います。
ワキガも汗臭い事も、どちらも体臭の一種で、汗が原因であることは一緒です。
しかし、ワキガの場合はアポクリン腺から出る汗が、
そして汗臭い場合はエクリン腺から出る汗が原因ですので、
汗そのものの質が全く異なります。
アポクリン腺から出る汗にはたんぱく質や脂質が含まれており、
これが雑菌と結びつく事により、ワキガのニオイを発生させています。
あのツーンとしたような独特のキツイニオイですね。
しかし、エクリン腺から出る汗の場合は、
成分のほとんどが水分であるため、汗そのものは無味無臭です。
そして、その汗が皮脂汚れなどに混じって、
雑菌に分解されると、ムワッとした汗臭いニオイを発生させるのです。
なので、汗臭い場合は、体を清潔に保って皮脂汚れを残さないことや、
抗酸化作用の高い食生活で、皮脂の酸化を抑える事で、
ニオイを抑えることには一定の期待ができるでしょう。
しかし、ワキガの原因となるアポクリン腺の場合は、
そもそもが体質であるため、改善させることはなかなか容易ではありません。
生活習慣などの見直しも効果が無いわけではありませんが、
それだけで完治させることはできないのです。
ということで、つまりは、
汗臭いことよりも、ワキガのほうが厄介なニオイということになりますね。
ちなみに、自分が汗臭いのか、ワキガなのか、
その辺の判断ができない場合は、こういったチェックを参考にしてみて下さいね。